NABBAやSSAの女性スポーツモデル、APFのレジーナクラスの違い

ボディコンテスト
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Akiko

元自衛官で美眉パーソナルトレーナー。2022年JBBFビキニフィットネスでコンテストデビューし、その年にオールジャパンに出場、GGジャパンカップ2位。2023年は国内外問わずコンテストに挑戦し優勝及び上位入賞。世界のAkikoを目指すべく、最強ボディを研究中!

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みなさんこんにちは。クール&ビューティーな女性に憧れたことはありますか?今回は女性向けボディコンテストの中でも、健康的に鍛え上げられシェイプされている、レジーナクラスと女性スポーツモデルをボディコンテストの団体ごとにご紹介したいと思います。両者の名前を見ただけでもかっこ良さそうですよね!!同じ女性としても、しっかり惚れるのでご注意くださいね!

女性スポーツモデル(NABBA,SSA)とレジーナクラス(APF)の一番の違い

※2024/3/15 追記 APFの発表により、アスリートモデルはレジーナクラスと名称変更になりましたので、修正を加えています。

NABBAやサマースタイルアワードの女性スポーツモデルとAPFのレジーナクラス、ぱっと見た目は両方とも似ていて、だいたい皆さんココジャックのスポーツモデルウェア(以下の写真等で選手が着ている衣装のブランド)を着用しています。ずばり結論からお伝えしますとヒールか靴の違いです。

APF:ヒール or スニーカー

サマスタ:ヒール or スニーカー

NABBA:スニーカー(団体推奨のスニーカーあり)

それだけなの?とか思わずに、その他に各団体ごとの細かい違いについてご紹介していきますので読み進めていきましょう。

APF:レジーナクラスはウォーキングやムービング要素が少ない

最初にご紹介するのはAPFのレジーナクラスです。(2023年までウィメンズアスリートモデルという名称でしたが、2024年に名称変更となりました)APFは2022年に設立された比較的新しい団体ですが、どの部門も細かくカテゴリ分けされているため年々参加者が増えていて、人気を伸ばしています。レジーナクラスはポージングがシンプルですが、レギンス部門より筋量が必要なのでトレーニングを頑張っている方なら、比較的挑戦しやすいです。

【レジーナクラス】

 

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APFレジーナクラスの衣装

  • 上下に別れていて、腹筋が隠れない長さのショートトップス、ボトムスはショートパンツ、もしくはショートトップスにレギンスでもOK
  • ハイヒールorスポーツモデル用ハイヒールスニーカー
  • アクセサリー

APFレジーナクラスの審査基準

  • 年齢でのカテゴリ分けなし(オープン参加)
  • フィットネスやスポーツで養われた自然体の逞しさがあり、過度な筋発達はNG
  • シェイプされたボディ、爽やかなステージング、及びヘア、フェイス、ウェアのセンスなどを加味したトータルで評価する

APFレジーナクラスのポージングおよびムービング

フロントポーズ、バックポーズを行い、ムービング(過度な動き)はNGです。

APFレジーナクラスのカラーリング等

カラーリングOKですが、前日までにオフィシャルサロンで完了させる必要があり、当日のオイルアップはNGです。

NABBAの女性スポーツモデルは上級者向け

NABBAはNational Amateur Bodybuilders Associationの略称で、イギリスで創立され、今では世界60か国以上でが加入している中で、アジア圏と特に韓国がハイレベルな戦いを見せており、日本からも国際大会に出場するトップレベルの選手がいます。
NABBAの女性スポーツモデルは、鍛えた肉体美はもちろんですが、ステージ演出や芸術性が重視されます。そのため、出場される選手は平均的に見てもコンテスト経験を積んだ方が多い印象です。また、年に数回しか開催されずチャンスは少ないです。

【スポーツモデル】

NABBA女性スポーツモデルの衣装

  • フィットネスウェア(ブラトップとショーツ)を着用するが、過度なコンセプト衣装はNG
  • 運動靴着用(推奨シューズは公式HPでチェック)
  • アクセサリー

NABBA女性スポーツモデルの審査基準

  • 健康的な美しさ
  • 全体的に、よく発達した筋肉
  • シェイプされた筋肉が際立つカラーリング

NABBA女性スポーツモデルのポージングおよびムービング

  • フロントポーズ、バックポーズ
  • フリーポーズ(40秒)

NABBA女性スポーツモデルのカラーリング等

カラーリングにおいて、カラー材やカラーリングサロンの指定はないが、カラーリングも審査の対象に入ります。直前のオイルアップ(肌をテカテカさせること)もOKです。

サマースタイルアワード(SSA)の女性スポーツモデル

その夏が1番似合う男性・女性を決める日本国内のフィットネス競技大会をコンセプトとし、エンターテイメント性も高いので毎年大会も盛り上がりを増しています。また、各部門ごとカテゴリーも豊富にあり、細かくクラス分けされているため、トレーニングを頑張っている方であれば年齢や身長をコンプレックスに思うことなく、コンテストにチャレンジしやすいです。また、サマスタはアンチドーピング講習の受講を完了していないとエントリーができませんので、事前に講習日の確認が必要です。

【スポーツモデル】

サマースタイルアワード女性スポーツモデルの衣装

  • スポーツモデルの衣装(上下が分かれていて、腹筋が見える)
  • スニーカー(規則改定があり、ヒールもOKになりました)
  • アクセサリー

サマースタイルアワード女性スポーツモデルの審査基準

  • 全体的にしっかりと鍛えて健康的にシェイプされた筋肉の発達
  • 堂々と自信がある
  • 極度のダイエットでガリガリになることはNG

サマスタ女性スポーツモデルのポージングおよびムービング

  • フロントポーズ、バックポーズ
  • 規定2ポーズのコールが掛かるまでの間は自由にムービングOK

サマースタイルアワード女性スポーツモデルのカラーリング等

カラーリングについては、指定のカラーリングサロンとカラー材を使用します。当日のオイルアップもOKです。

ステージパフォーマンスもカッコいい!

各団体のレジーナクラスとスポーツモデルの違いをご紹介しましたが、大会の雰囲気も気になるところですよね。出場は難しくても、ステージを見たら推しの選手が見つかるかもしれません。では、上記3団体のステージを一気にご紹介していきます。

【APFレジーナクラス】

【NABBA女性スポーツモデル】

 

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【SSA女性スポーツモデル】

 

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カッコいいステージングは講師に伝授してもらおう

会場を沸かせるポージングやステージングは、上級者でも多くの時間をかけて練習を積み重ねます。たとえシンプルなポージングだったり、初心者向け部門だったとしても、独学で学び習得するにはセンスも必要ですし、限界があります。
ポージングを審査員の視点からチェックし、アドバイスをくれる公認講師が各団体所属してますし、定期的な公式セミナー等もありますので、講師の方々から指導やアドバイスをいただき、ご自身の強みを活かした魅了するパフォーマンスに仕上げて、最高のステージにしたいですね。

各団体の公認講師情報

APF【2024年最新版】ボディコンテストAPFの女性公認講師まとめ

NABBAhttp://www.nabbajapan.com/posinglesson/

サマスタhttps://coubic.com/ssaseminar/booking_pages

レジーナクラスとスポーツモデルの紹介まとめ

正直なところ、ヒールかスニーカーの違いだけじゃないか?と私自身も思っていたのですが、女性スポーツモデルとレジーナクラスをよく比べてみればステージの雰囲気や求められるボディの仕上がり、カラーリングに至るまで多くの違いを発見することができました。
きっと、見ていて圧倒されるのは、NABBAのパフォーマンスでの惹きつけ方や、そもそもの会場全体の雰囲気やカッコよさだとおもいます。APFとSSAに関しては、目標を高く持っておりトレーニングを頑張っている方が腕試しで挑戦できるのがいいと思います。
カッコいい雰囲気に憧れてトレーニングを始めた方も、かっこよく居続けるためにトレーニングしている方も、毎日少しずつでも継続の努力が素晴らしいことなので、今後の目標の一つとしてレジーナクラスや女性スポーツモデルを目指してみるのはいかがでしょうか。

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