近年、さまざまな目的・目標をもちトレーニングを始める人や、フィットネスを始める人が増えていく中で、必ず耳にするのは「フィットネス大会」。日本国内でも多くのフィットネス大会が存在し、それぞれのフィットネス団体がコンセプトを掲げ、豊富なカテゴリーを設けて、誰でも楽しく挑戦しやすい環境が整いつつあります。
今回は、女性に不動の人気を誇る「サマースタイルアワード(SSA)」を徹底解剖し、各カテゴリーや特徴・大会参加方法も含めご紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
サマースタイルアワードって、どんな団体?
ここでは、まずサマースタイルアワード(通称:サマスタ or SSA)がどんな団体なのかを知っていただき、サマスタへの興味を少し深めていきましょう。
あの金子賢がプロデュース
サマースタイルアワードは、俳優で元総合格闘家の金子賢氏が代表として大会をプロデュースし、2015年に大会を開催。その後、回を重ねるごとに大会も盛り上がりをみせています。金子賢氏も自ら大会に出場するほど、自身もトレーニングを怠らず鍛え上げられた筋肉美をステージ上で披露しています。
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サマースタイルアワードの大会コンセプト
この団体のコンセプトは、その名前からも感じ取れるとおり「その夏が1番似合う男性・女性を決める日本国内のフィットネス競技大会」と示しています。健康的かつ絞れた筋肉のアウトラインを、それぞれがステージ上で自信に満ちた表現で披露し、審査されます。
全国で開催されている
毎年4月から全国各地で地方予選が始まり、年末ごろには決勝大会が行われています。2024年の大会日程は公式ホームページから確認できます。
初心者も参加できる
サマースタイルアワードは多くのカテゴリーを用意しており、トレーニング1年未満からも出場できる初心者向けカテゴリーからトレーニング上級者向けのカテゴリーまで、幅広く参加できるようになっており、後ほど記載しますが、定期的に公式セミナーも開催されているので、コンテスト経験がない方でも、気軽に参加しやすい大会です。
サマスタはカテゴリー豊富で初心者にもやさしい
先ほどから「多くのカテゴリー」と紹介していますが、実際どのような種類があり、審査基準やその詳細はどうなの?と興味を持っていただいていると思います。簡単に表すと以下のようになり、右側半分が女性部門、左側が男性部門になります。(SSA公式HPより引用)
大きく分ければ上記の表のとおりですが、ここに身長別や年齢別が加わる形になります。全カテゴリに共通しているのは、トレーニングと食事で引き締められ、女性らしく健康な身体であること、優雅で堂々と表現することです。では、各カテゴリの紹介をしていきましょう!!
初心者でも挑戦しやすい:レギンスモデル&ドレス
【レギンスモデル】
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普段のジムウェアで出場できるレギンスモデルは、トレーニング初心者でも非常に挑戦しやすく、ステージ上もカラフルでいろいろな種類のウェアが並び、非常に盛り上がります。コンテスト出場を決心してから仕上げた身体をシンプルなポージングのフロント・サイドポーズで魅せるのも素敵ですね。
【ドレス】
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ドレス部門は、ドレスそのものの雰囲気を重視し、筋肉を誇張せず女性らしい優雅で堂々としたフロント・バックポーズのポージングをおこなうのが特徴的なカテゴリーです。公式衣装があるので、衣装選びも迷うこともありません。
この2つの部門に関してはカテゴリー(身長や年齢)分けがなくオープン参加です。
ビューティーフィットネスモデル&ビキニモデル
【ビューティーフィットネスモデル】
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ビューティーフィットネスモデルは公式衣裳を着用し、フロント・サイド・バックポーズをしなやかに行うのが特徴的で、腹筋が露出されない分、鍛えた肩やお尻の丸みを重要視されます。身長別でのカテゴリー(以下参照)で、黒いモノキニ衣装でのポージング姿が並ぶと、カッコいい‼と思える印象のカテゴリーです。
【ビキニモデル】
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キラキラの素敵なビキニを着用しているのが印象的なビキニモデルです。トレーニングと食事でシェイプされた女性らしい堂々としたステージング及び規定のフロント・サイド(左右)バックポーズでのポージングが審査されます。こちらも身長別でのカテゴリ(以下参照)となっています。
- 161㎝以下
- 161㎝以上
ビキニ(ベティ)&ウィメンズスポーツモデル
【ビキニ(ベティ)】
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ビキニ部門よりも発達した筋量と絞りが審査されるビキニ(ベティ)は、腹筋が縦に3本線が薄らと見える程度の絞りが理想的とされ、過度な減量での絞りはNGです。また、女性らしく優雅で堂々としたステージングが求められます。
【ウィメンズスポーツモデル】
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ウィメンズスポーツモデルはビキニ(ベティ)よりも発達した筋肉量が必要とされ、肩、ヒップ、太もも、腹筋がしかりとセパレートされたアウトラインで、尚且つしっかり絞れていて、脂肪が少なく、筋肉のカットがしっかり出ているのが審査基準となります。女性向けの部門でもカッコいい印象のコスチューム(ココジャックというブランドのウェアを着用するのが定番のようです)を着用し、シンプルにフロント・バックポーズをポージングするカテゴリーです。
サマースタイルアワードは賞金がでる!
もうひとつサマスタの特徴をお伝えするとすれば、数多くフィットネス大会が開催されているなかで、賞金が発生るする大会はそう多くありませんが、サマスタに関しては賞金が発生します。カテゴリーでも異なりますが、高額な賞金が獲得できるものもあり『JAPAN OPEN』とうい大会は毎年特に盛り上がると言っても過言ではありません。
SSAセミナーで不安を解消しよう
ここまでしっかりサマスタの特徴と各カテゴリーの魅力をお伝えしてきましたが、サマスタに出たい!だけど、知り合いもいないし、ウォーキング・ポージング・フリーポーズの構成も不安!私に向いてるカテゴリーを教えてほしい!など、まだ若干の不安要素はあると思います。皆様の想いに応えるべく、公式セミナーと認定講師のセミナーがあります!実際に金子賢氏やステージのプロから話が聞けて、直接質問ができ不安も解消されます!
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SSA参加資格・エントリー方法・費用
参加資格
- 全カテゴリーを通して18歳以上(高校生不可、一部カテゴリーを除く)
- アンチドーピング講習終了者
エントリー方法
公式サイトから必要事項を入力するだけ。複数のエントリーが可能なので、気になるカテゴリーを欲張って2つエントリーして、サマスタの雰囲気やステージになれるのも良いかもしれません。ただし、同じカテゴリに重複エントリーはできないので気をつけてくださいね。
費用
さて、気になるサマスタ出場の費用ですが、衣装代を含めず、最低でも3万円はかかるとみておきましょう。衣装やメイクを用意して、セミナーに数回通うことも考えると、5万円以上は用意があると良いですね。以下が内訳です。
- 選手登録費 ¥5,000
- アンチドーピング講習費(オンデマンド) ¥0
- エントリー費用 ¥15,000(同時エントリーの場合は追加1部門ごとに ¥10,000~)
- 衣裳代 ¥5,000~(カテゴリによる)
- アクセサリー ¥2,000~
- 交通費、宿泊費
- セミナー代(有料セミナーの場合)¥10,000~
女性向けサマスタカテゴリー解説まとめ
いかがでしたか?今回は女性に不動人気の「サマースタイルアワード」を徹底解剖し、ご紹介させていただきました。2024年の戦いは始まったばかりです。ステージに興味はあっても一歩を踏み出せなかった皆さん、今年はトレーニングの目標をステージに向けてみませんか?きっと頑張る自分をもっと好きになれるきっかけが作れるはずです!!!